逆流性食道炎の外食OKメニュー④・お好み焼き

逆流性食道炎を食事で改善胸やけ・呑酸を放置しない!35歳からの食生活改善法

外食で気を付けたい 逆流動性食道炎の OKメニュー、NGメニュー

逆流性食道炎によい外食メニュー お好み焼き

鉄板焼きメニューであるお好み焼きは、一見すると胃に重そうにも見えますが、実は胃腸に良い働きをする具材がギュッと閉じ込められている、逆流性食道炎の人にも嬉しいメニューなのです。特に具材の主役とも言えるキャベツには、胃酸の過剰分泌を防ぐ働きがあるとされています。それでは、お好み焼きが持っている効果について、詳しくみていきましょう。

よい点

よい点

お好み焼きには、本当にたくさんの胃腸に良い働きをする食材が含まれています。中でも注目したいのが、具材の主役ともいうべきキャベツの存在です。キャベツには、胃粘膜を修復し胃酸の過剰分泌を抑制する働きがあり、その効果は胃腸薬にも使用されているほどです。その他にも、小麦粉や山芋、青のりなども、胃酸の分泌を抑えたり消化を助ける働きがあります。逆流性食道炎の改善には、胃酸の分泌量を減らす事が求められますので、まさにうってつけのメニューとも言えます。

お好み焼きに含まれる栄養素

お好み焼きに含まれる栄養素は、入れる具材によっても多少変化しますが、定番で摂取できるものとして下記のようなものが挙げられます。

  • ビタミンU
    ビタミンUは、キャベツから発見されたビタミンで別名「キャベジン」と呼ばれる栄養素です。傷んだ胃粘膜を修復し胃酸の過剰分泌を抑制する効果があり、胃腸薬にも活用されている成分です。
  • ムチン
    山芋・長芋などに含まれるネバネバ成分で、胃の粘膜を保護する作用があります。
  • 消化酵素アミラーゼ
    コレも山芋に含まれる成分で、胃の消化吸収を助け、胃腸の働きを整える効果が期待できます。

注意する点

注意点

  • お好み焼きは、胃腸にとって良い働きをする成分を持った具材が豊富に含まれています。しかし、体調や体質は個人差があるため、いくつか注意点も挙げられています。まず、キャベツのビタミンUは熱に弱い性質を持っているので、焦げるまで鉄板に置いてしまうと、せっかくの効果がなくなってしまうので、注意が必要です。また、ソースが体調に合わない人や、つなぎの小麦粉にアレルギーがある人は、外食でのお好み焼きは控えた方が良いかもしれません。

よい食べ物によい飲み物をプラスする

症状の程度の違いなどで、良いメニューとされていても、あまり良い効果が得られない場合もあります。また、大丈夫だからと食べ過ぎてしまうのも、胃には負担となってしまいます。自分の体調に合った食事を探っていくのは大変ですが、自分の体調と相談しつつあまり神経質になりすぎないように、徐々に試していきましょう。また、逆流性食道炎に良い飲み物で、胃の調子をコントロールしながら、食事のメニューを探っていくのも、おススメの方法となります。

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