逆流性食道炎の外食OKメニュー③・和風パスタ

逆流性食道炎を食事で改善胸やけ・呑酸を放置しない!35歳からの食生活改善法

外食で気を付けたい 逆流動性食道炎の OKメニュー、NGメニュー

逆流性食道炎によい外食メニュー 和風パスタ

外食をする場合、パスタのメニューを選ぶ場合もあるかと思います。しかしパスタのメニューは、大量の油やニンニクなど胃に負担をかける調理法をとっているため、逆流性食道炎の人にはあまりお勧めできないメニューともされています。しかし、洋風のパスタとは調理法が少し異なる和風パスタの場合は、逆流性食道炎でも食べることが大丈夫だとされています。

よい点

よい点

パスタの麺は、うどんなどに比べると多少劣りますが、そこそこ消化が良い麺であるとされています。そのため、胃に入ったとしてもそれほど消化に時間がかからず、胃酸を過剰に分泌させることがないため、逆流性食道炎でも軽度な人なら、食べても問題は少ないとされています。特にミートソースなどの洋風パスタと比較して、和風パスタの場合は調理過程において胃に負担をかけるような具材、多量の油、調味料などが少ないため、逆流性食道炎の外食OKメニューとされています。

パスタに含まれる栄養素

小麦から作られるパスタには、以下のような栄養素が含まれています。

  • 炭水化物
    小麦から作られるパスタには、多くの炭水化物(糖質)が含まれています。消化されにくく水分を吸収しやすいという特徴があり、食後の血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
  • たんぱく質
    パスタは、良質な植物性たんぱく質を含んでおり、体内に蓄積できないたんぱく質の補給に適しています。
  • 脂質
    脂質には、疲労回復や肌荒れ予防に良い働きをする効果があります。
    また麺以外にも和風パスタには、よく使われるトッピングとして納豆やナメコなどが揚げられますが、それらには胃粘膜を保護する「ムチン」という栄養素が含まれています。

注意する点

注意点

  • パスタメニューの場合、麺に問題があるというよりも、調理過程が問題となります。特に洋風パスタを調理する時は、多量のオリーブオイルやニンニクを使用する場合が多く、これらが刺激となって胃に負担をかけるため、逆流性食道炎の人には向かないとされています。また、塩コショウや唐辛子など、刺激の強い調味料も避けたいものになります。そういったものが少ない和風パスタはあっさりした味付けで、つい食べ過ぎてしまうことが大きな注意点としてあげられます

よい食べ物によい飲み物をプラスする

パスタメニューの中でも逆流性食道炎の外食OKメニューとして和風パスタを挙げましたが、食べる量やトッピング、その人の体調によっては、胃に負担となってしまう可能性もあります。食べ物には個人差もありますので、あまり神経質になりすぎないで自分に合ったメニューを探していくのが、改善へ向けての第一歩となります。無理なく食事改善を続けていくためにも、逆流性食道炎に良い飲み物もプラスするなどして、焦らず改善を続けていきましょう。

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