外食で気を付けたい 逆流動性食道炎の OKメニュー、NGメニュー
うどんは、まだ消化力が未発達な赤ちゃんから、消化力が衰えたお年寄りまで、アレルギーなどの疾患がない限り安心して食べられるメニューです。消化がとても良いうどんは、逆流性食道炎を発症し胃酸の分泌を抑えたい人にとっても、OKメニューとなっています。それでは、うどんはどうして消化が良いのかなど、うどんが持っている特徴をみていきましょう。
よい点
うどんは小麦粉と塩のみで作られますので、油を使用して製麺されるものと比較して、消化・吸収が早いのが特徴です。そして主成分である炭水化物は、体が消化可能な糖質の割合が高く、より消化が早くエネルギー源として吸収されやすいという特徴も持っています。また、うどんのコシを生む「グルテン」も、消化酵素を体内に入りやすくさせる働きがあり、消化を促す効果が期待できます。消化の良いうどんは食べても胃酸をそれほど必要としないため、逆流性食道炎にも適しているのです。
うどんが消化吸収の良い食べ物足されている理由は、その成分のほとんどが炭水化物になるからです。ですので、含有されている栄養素は多くなく、消化やエネルギー効率の高さなど、機能性に優れていることが特徴となっています。
注意点
うどんは、逆流性食道炎の自炊・外食ともにおすすめのメニューとなりますが、トッピングやその時の体調によっては、効果が得られないことも考えられます。外食の場合は特にトッピングに注意して、自炊の場合はトッピングの他に、くたくたになるまで煮込むことも、より消化を良くするポイントになります。食事は自分の体調に合わせて探っていくのが大切ですが、あまり神経質になりすぎず、逆流性食道炎に良い飲み物を加えるなどして、無理せず続けていきましょう。