逆流性食道炎になる原因

逆流性食道炎を食事で改善胸やけ・呑酸を放置しない!35歳からの食生活改善法

逆流性食道炎とは?

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逆流性食道炎になる原因

逆流性食道炎を発症するには、いくつかの原因が指摘されています。逆流性食道炎の不快な症状を改善・予防していくためには、まずその原因をしっかり知っておくことが大切ですので、その指摘されている原因についてご紹介していきます。

高脂肪食

脂肪分の多い食事は、逆流性食道炎を招く原因のひとつとされています。脂肪分の多い食事を摂取すると、「コレシストキニン」という物質が分泌されます。この物質には下部食道括約筋を緩める作用があるため、多く摂取することで多量分泌されると、逆流が起こりやすくなってしまうのです。また、消化に多量の胃酸が必要となることも、逆流性食道炎を起こりやすくさせる下地となります。

甘いもの(高浸透圧食品)

甘いもの(高浸透圧食)を摂取することも、逆流性食道炎を発症する原因のひとつと考えられています。甘いものを過剰に摂取しすぎると、食道粘膜が刺激されることと、食道括約筋が緩むことが指摘されており、それが胃液の逆流を引き起こすことに繋がるのです。ケーキやあんこ、チョコレート、ココアなどの他に、さつまいもや菓子パンなども高浸透圧食に該当します。

香辛料

カレーや唐辛子などの香辛料も、胃酸の分泌を促す作用がありますので、過剰な摂取は逆流性食道炎を発症する原因となります。特に極端に辛い食べ物を摂取した場合、胃を強烈に刺激し大量の胃酸を分泌させることになりますので、胃酸過多となり逆流を起こしやすくなってしまいます。症状の悪化や再発を誘発しますので、摂取には注意が必要となります。

食べ過ぎ

食物の食べ過ぎも、逆流性食道炎を発症する引き金となり得ます。一度に大量の食物が胃の中に入ると、胃は重さで下に引き延ばされてしまいます。そうすると、胃と食道の間にある下部食道括約筋も下に引っ張られることになり、緩みが生じてしまいます。そうなることで、胃にしっかりとフタがされず、胃液などが食道へと逆流しやすくなるとされているのです。

肥満

肥満もまた、逆流性食道炎の原因として挙げられるものです。お腹に多量の脂肪がついてしまうと、腹圧が上がり胃を圧迫してしまうため、胃酸を逆流させやすくなってしまうことが指摘されています。また、逆流性食道炎を引き起こす下地ともされる、食道裂孔ヘルニアになりやすいことがわかっているため、肥満の人は逆流性食道炎の発症リスクが高いとされているのです。

便秘

特に女性でお悩みの方が多い便秘も、逆流性食道炎を発症させやすくなる原因とされています。腸内に便が溜ってしまうと胃を圧迫するようになり、逆流を誘発しやすくなります。そのため、便秘症の人の約10%に逆流性食道炎の症状がみられ、また慢性的な便秘を抱えている人は、年齢が若い方でも逆流性食道炎が起こりやすいということが指摘されています。

加齢

人の体は、年齢を重ねることで筋肉量が減少していきます。そのため、胃から食道への逆流を防いでいる筋肉「下部食道括約筋」も、働きが低下する傾向になります。また筋肉量が減少すると、胃や腸のぜん動運動も弱くなるため、その影響もあって逆流が起こりやすくなってしまうのです。このような理由から、加齢が逆流性食道炎の原因の一つに挙げられています。

猫背など背中が曲がった姿勢

胃から食道へ逆流が起こってしまうのは、お腹が圧迫され腹圧が高くなることも大きく関係しています。お腹を圧迫する原因には、姿勢の悪さも指摘されています。例えば加齢で背中が曲がっている人や、猫背の方、仕事などで前屈みになる事が多い方などは、体重がお腹にかかっているため、常にお腹を圧迫していう状態にあり、逆流が起こりやすいとされています。

妊娠

胃液が逆流してしまう原因に、腹部の圧迫が挙げられていますが、妊娠している女性の場合はお腹の赤ちゃんが、その圧迫の要因となります。妊娠が進むと赤ちゃんはお腹の中で成長し、子宮はどんどん大きくなります。すると内臓は子宮に圧迫されるようになり、胃も下方から押されるかたちになるため、胃酸が逆流し逆流性食道炎を発症しやすくなるとされています。

ストレス

万病の元とも言われるストレスですが、逆流性食道炎を起こす原因としても挙げられています。ストレスが過度にかかると、私たちの体の機能が正常に働くようコントロールしている、自律神経のバランスを乱してしまいます。すると消化機能も正常に働かなくなり、胃酸を過剰に分泌するようになってしまいます。結果胃酸過多となり、逆流が起こりやすくなってしまうのです。

カフェイン

コーヒーや紅茶、緑茶などの飲料に含まれているカフェインも、逆流性食道炎の原因のひとつです。カフェインには、摂取すると胃酸の分泌を促す作用があります。そのため、食後にコーヒーを飲むのは、消化をスムーズにする効果があり理にかなっているのですが、摂取しすぎると分泌量が多くなりすぎて胃酸過多となり、逆流性食道炎を発症させやすくしてしまうのです。

アルコール

飲料でもう一つ逆流性食道炎の原因として挙げられているのが、アルコールです。アルコールには、胃から食道への逆流を防いでいる下部食道括約筋を緩めたり、食道のぜん動運動を低下させる作用があることがわかっています。そのため、アルコールを過剰に摂取すると胃液の逆流が起こりやすくなり、逆流性食道炎を発症させやすくなることが指摘されています。

タバコ

逆流性食道炎の原因には、喫煙も挙げられています。たばこの煙などに含まれているニコチンには、胃の収縮機能を低下させ、胃酸の分泌を促す作用があります。そのため胃酸過多となり、胃酸の逆流が起こりやすくなるのです。また、たばこには唾液の分泌量を減らす作用もありますので、上がってきた胃酸を中和する機能が低下し、症状を悪化させてしまいます。

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌は、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因となる細菌です。ピロリ菌により胃炎を発症すると、胃酸の分泌が少なくなるため、ピロリ菌を保菌している人には逆流性食道炎が少ないとされています。そのため治療のためピロリ菌を排除すると、逆流性食道炎を発症しやすくなるとされていますが、発症しても一時的なもので、症状も軽度で済むことが多いそうです。

他の病気に使用する薬

喘息や血圧、心臓の薬の中には、下部食道括約筋を緩める作用を持つものがあります。そのため、服用することの副作用として、逆流性食道炎を発症させてしまう可能性があるそうです。喘息などの持病があり薬を服用されている方は、他の人よりも発病のリスクが高いと考えられますので、担当の医師と逆流性食道炎の可能性について、ご相談されると良いでしょう。

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