逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎を食事で改善胸やけ・呑酸を放置しない!35歳からの食生活改善法

逆流性食道炎とは?

逆流性食道炎の症状一覧

自分が抱える胃の不調が逆流性食道炎によるものかどうかを判断するには、まず逆流性食道炎の症状にはどんなものがあるのかを知る必要があります。そこで下記に、逆流性食道炎の症状として代表的なものをピックアップしてみました。

胸やけ

逆流性食道炎の症状としてまず挙げられるのが、「胸やけ」です。胸やけは、胸のあたりに焼けるような不快感を感じる症状で、胃酸(胃液)が食道へと逆流しているために起こるものです。不快感としては、灼熱感(焼けるような感じ)と共に、胸がモヤモヤした感じやむかむかする感じ、また何かが上がってくるような感じや胸の痛みなどを併発するケースもあります。[注1]

呑酸・ゲップ

胸やけと共に代表的な逆流性食道炎の症状とされるのが、「呑酸・ゲップ」といった症状です。胃酸が胃から食道へ逆流を起こして口まで上がってくることで起こり、口の中に酸っぱい、または苦い感じが込み上げてきます。胸やけの症状と同じく、定期的に起こる症状であるという特徴を持っています。呑酸・ゲップの症状がひどい時には、吐いてしまう場合もあります。[注2]

胃もたれ

胃もたれとは、食べた食物がいつまでも消化されず、胃の中に残って重たく感じる症状です。逆流性食道炎になると、胃腸の働きが低下するため消化が進まず、胃もたれを起こしやすいとされています。食べ過ぎた後に起こりやすい症状ではありますが、それに該当せず症状が継続的に起こっているようであれば、逆流性食道炎を疑ってみることをお勧めします。[注3]

咳・喘息

逆流性食道炎を起こしている人の中には、食道以外に喉の症状として「咳・喘息」が現れる人もいます。これは、逆流した胃酸が喉や気管支を刺激してしまうことと、食道の粘膜を通して神経を刺激してしまう、または誤って逆流したものの一部が肺に入ってしまうことが、原因と考えられています。そのため、逆流性食道炎の治療で、喘息が改善する方もいるそうです。

のどの違和感、声がれ

同じく逆流性食道炎における喉の症状として、「喉の違和感」や「声がれ」などが挙げられます。喉に何か詰まっているような違和感や、風邪でもないのに声がかれる、声帯にポリープができるなどが具体的な症状としてあげられます。これらの症状は、逆流した胃液によって喉に炎症が起こることで現れる、とされています。ひどくなると、飲み込みが悪くなる場合もあります。

胸の痛み

逆流性食道炎には、狭心症や心筋梗塞と似ている胸の痛みを感じる場合があります。この胸痛が起こるのは、食道へ胃酸が逆流したことにより、その強い酸の刺激が原因とされています。ただし、食後に起こるのではなく運動後に起こる胸痛は、心臓にトラブルが起きているための症状と考えられますので、一概に胸痛=逆流性食道炎の症状とはいえないそうです。

耳の痛み

逆流性食道炎の症状としては極めて稀なケースとなりますが、耳の痛みや中耳炎といった症状が起こる場合があります。これもまた、胃液や胃の内容物が食道へと逆流することで、食道の粘膜が刺激されることで起こるとされています。一見、胃や食道のトラブルとは関連がなさそうな部位でも、こうした症状が起こる場合がありますので注意が必要です。

口内炎

口内炎は、体に疲労が溜っていたりビタミンBの不足で起こる症状です。しかし逆流性食道炎を発症している方では、口の中に逆流した胃液で口腔内の粘膜が炎症を起こし、口内炎を発症させる場合があります。口内炎の症状がひどくなると、痛みのため食べ物が飲み込みづらくなったり、あるいは口腔内にいくつも口内炎が発症してしまうケースも稀ではありません

歯痛・虫歯

逆流性食道炎により、逆流した胃液が食道を通過して口腔内まで上がってくるような場合、口内炎の他にも「歯痛・虫歯」が現れる場合があります。こうした歯は「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれていて、歯が胃酸にさらされ続けることにより、裏側から溶け出している状態を指します。酸によりダメージを受けた歯は虫歯になりやすく、知覚過敏症も現れやすくなります。

不眠・睡眠障害

逆流性食道炎による症状の中には、「不眠・睡眠障害」といったものもあります。これは夜間に逆流が起こりやすくなるため、呑酸や吐き気などで夜中に頻繁に目が覚めてしまい、質の良い睡眠がとれなくなることが要因と考えられています。また、逆流性食道炎の原因である肥満は、睡眠時無呼吸症候群の原因でもあるため、こうした症状が出やすくなるとされています。

上記症状がある場合は診断を

以上、逆流性食道炎の症状としていくつか挙げさせていただきましたが、その現れ方には個人差があります。中には全く自覚症状がなくても、病気が発症しているケースもあるそうです。もし、これらの症状が自覚症状としてあり、それが続いているようであれば逆流性食道炎が進行している可能性が高いので、早めに専門の医療機関を受診し、詳しい検査を受けるようにしましょう。

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