逆流性食道炎によい栄養素

逆流性食道炎を食事で改善胸やけ・呑酸を放置しない!35歳からの食生活改善法

逆流性食道炎
改善によい栄養素

逆流性食道炎によいとされる栄養素

胃酸が食道に逆流することによって、胸やけや呑酸などの不快な症状が起こる逆流性食道炎は、欧米人に多い病気で日本人の発症はごく少ないものでした。しかし近年になって、食の欧米化が進んだことによって、日本人にも発症する人が増えてきました。そうした背景があるので、逆流性食道炎と診断されたら、まず食事の見直しをおこなうことが必須となります。自分がこれまでどんな食生活をしてきたのか、日々の食事内容を見直していく際に、食材だけではなく栄養素についても目を向けていくのも大切です。逆流性食道炎に良い栄養素を知っておけば、食材や料理を選ぶ際にも役立ち、改善効果を高くすることも期待できます。それでは、逆流性食道炎の改善するために、摂取したい栄養素についてご紹介していきましょう。

ムチン

ムチンとは、長芋やオクラ、納豆などに含まれているネバネバ成分のことです。ムチンは私たちの体にも含まれており、保水力が非常に高いことが特徴となっています。またこのムチンには、胃の粘膜を保護する作用があります。そのため、ムチンを摂取することで、逆流性食道炎でダメージを受けている胃粘膜を修復し、胃炎や胃潰瘍の予防といった効果が期待できるのです。こうした効果を持っている栄養素ですので、逆流性食道炎には良い栄養素としてあげられています。

ビタミンU

ビタミンUは、キャベツから発見された栄養素で、別名キャベジンともいわれています。このビタミンUには、胃腸にとても良い働きがあることが認められていて、胃腸薬にも活用されているほどです。その効果は、胃酸を抑えて傷ついた胃粘膜を修復するといったものです。また、胃腸に潰瘍ができてしまうのを予防する効果も高く、こうした働きからビタミンUは、逆流性食道炎を改善していくのにとても適しているため、ぜひ摂取したいものの1つとされているのです。

メタケイ酸

メタケイ酸は、温泉水に豊富に含まれている温泉成分で、保湿効果が高く美肌効果に優れているのが特徴です。メタケイ酸には、傷ついた胃粘膜の修復をする作用があるため、胃腸の回復を促す飲泉としても親しまれています。またこのメタケイ酸は、優れた胃粘膜の修復効果によって、胃腸薬の成分としても活用されています。そのため、逆流性食道炎にも有効な効果が期待できる栄養素としてあげられており、温泉水も逆流性食道炎に良い飲み物として勧められています。

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